感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2012-11-26

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.76(2012年11月26日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


▼トピックス▼

◆11月25日~12月1日は「性の健康週間」です

◆12月1日は世界エイズデーです


▼審議会・研究会等▼

◆第5回新型インフルエンザ等対策有識者会議社会機能に関する分科会が開催
されました(2012年11月19日)

◆第131回エイズ動向委員会を開催しました(2012年11月22日)


▼感染症発生情報▼

◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2012年11月26日)

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第45週(第45号)(2012年11月
26日)

◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2012年11月号


▼編集室からのお知らせ▼

◆インフルエンザ対策に関するツイートの開始について


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 11月25日~12月1日は「性の健康週間」です。詳しくは「トピックス」を
ごらんください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療にご活
用ください。


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▼トピックス▼
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■お知らせ

【性感染症】
◆11月25日~12月1日は「性の健康週間」です

 性感染症は性的接触により、誰でも感染する可能性がある疾患です。
感染及び感染の拡がりを防ぐためには、一人ひとりの予防の実践とともに、
早期発見や適切な治療が重要です。
 近年の性行動の多様化により、10代後半~30代では性交経験者のうち約
7割がオーラルセックス(口腔性交)を経験しているが、その際のコンドーム
使用率は約2割との報告があります。また性器淋菌感染症者の10~30%、性器
クラミジア感染症者の10~20%で咽頭からも菌が検出されています。
 性感染症は自覚症状が出にくいと言われていますが、咽頭への感染はさらに
自覚症状が乏しいことから、感染に気付かないまま性行為を行っていることが
想定され、感染まん延につながる可能性が否定できません。
 このような状況を踏まえ、オーラルセックス(口腔性交)も性感染症のリス
クのある行為であることを認識してもらうために「オーラルでも、うつります。
性感染症」というポスターを作成しました。
 医療機関の皆様におかれましては、今年度の啓発テーマを含めた性感染症に
関する普及啓発、保健所等における検査機会の周知、適切な治療の実施、パー
トナーを含めた支援等に御協力をお願いします。

<性感染症のページ>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/
<性感染症ポスター>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/dl/poster_oral.pdf
<性の健康週間ポスター>
http://www.jfshm.org/week/24/poster.pdf


【エイズ】
◆12月1日は「世界エイズデー」です

 世界エイズデー(World AIDS Day:12月1日)は、世界レベルでのエイズの
まん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHOが1988年
に制定したものです。
 毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われていま
す。
 日本でも、全国の自治体等でキャンペーンが行われます。世界エイズデーを
契機に、エイズへの関心・知識を深めてください。

<世界エイズデー>
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eizu/
エイズ予防財団
http://api-net.jfap.or.jp/event/HivInsWeek/special2012/WorldAidsDay2012.html


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▼審議会・研究会等▼
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■開催報告

【新型インフルエンザ】
◆第5回新型インフルエンザ等対策有識者会議社会機能に関する分科会が開催
されました(2012年11月19日)

 「新型インフルエンザ等対策有識者会議社会機能に関する分科会」の第5回
が開催されました。
 会議では、指定(地方)公共機関の指定基準、特定接種対象者の選定基準に
ついて審議されました。

<資料>
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/syakai/dai5/sidai.html


【エイズ】
◆第131回エイズ動向委員会を開催しました(2012年11月22日)

 平成24年第3四半期(平成24年6 月25 日~9 月30 日)のHIV感染者の
報告は273件で、感染に気づかずに発症したエイズ患者の報告は111件でした。
エイズを発症する前に感染に気づくことが重要であり、早期発見・早期治療に
向けた対策として、引き続き検査勧奨が必要です。
 また、12月1日は「世界エイズデー」です。改めて、HIV/エイズへの関
心を深めてください。

<エイズ動向委員会資料>
http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html
<世界エイズデー>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eizu/


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2012年11月26日)

 2012年第46週(2012年11月12日~11月18日)のデータを公表しました。
 定点当たり報告数は、全国平均は0.14(前週は0.11)となっています。
 また、ウイルスの型は、AH3亜型(A香港型)が最も多く検出されています。

<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html


◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第45週(第45号)(2012年11月
26日)

 感染性胃腸炎の小児科定点医療機関からの報告数は第42週以降増加が続いて
おり、過去5年間の同時期と比較してやや多くなっています。
 その他、「インフルエンザウイルス2012/13シーズン」が病原体情報として
掲載されています。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html


◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2012年11月号
 
 特集はインフルエンザ2011/12シーズンです。
 2011/12シーズンの患者発生状況、ウイルス分離・検出状況、インフルエンザ
ワクチンなどが紹介されています。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


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▼編集室からのお知らせ▼
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◆インフルエンザ対策に関するツイートの開始について

 今冬のインフルエンザ対策のキャラクターであるマメ三兄弟のインフルエン
ザの話「マメ家族のインフル奮闘記」を先週水曜から厚生労働省ツイッターで
始めました。
 ツイッターでは、原則として毎週水曜の昼に、一般の方向けにインフルエン
ザ対策を分かりやすく配信していく予定です。
医療機関の皆様におかれても、これからの季節に、インフルエンザ予防の注意
喚起へのご協力をお願いします。

<厚生労働省ツイッター>
https://twitter.com/MHLWitter
<今冬のインフルエンザ対策のキャラクターポスター>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/poster24.pdf


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