感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.75(2012年11月16日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆感染性胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの予防啓発について(2012年11月
13日)
◆平成25年度の厚生労働科学研究費補助金の新規公募を開始しました
▼審議会・研究会等▼
◆第4回新型インフルエンザ等対策有識者会議医療・公衆衛生に関する分科会
を開催しました(2012年11月12日)
◆第23回厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会を開催しました(2012年
11月14日)
▼感染症発生情報▼
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2012年11月16日)
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第44週(第44号)(2012年11月
16日)
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
来週の金曜日は祝日となっておりますので、次回(Vol.76)の『感染症エク
スプレス@厚労省』は11月26日(月曜日)の配信となります。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療にご活
用ください。
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▼トピックス▼
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■お知らせ
【感染性胃腸炎】
◆感染性胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの予防啓発について(2012年11月
13日)
ノロウイルスによる感染性胃腸炎が急増するシーズンを迎えます。
例年、ノロウイルスが原因と思われる感染性胃腸炎の集団発生例が見られる
ことから、これからの時期は特に予防対策が重要になります。
感染性胃腸炎の患者発生は、例年、10 月から11 月にかけて流行曲線に立ち
上がりが見られ、その後、急速に増加し12 月の中旬頃にピークとなる傾向が
ありますが、本年は比較的早く増加傾向を認め、感染性胃腸炎の定点当たりの
届出数が第44 週には5.00 を超え、本格的な流行時期が近いことが強く示唆
されています。
手洗いの励行、糞便・吐物の適切な処理等、感染拡大の防止に医療機関の
皆様もご協力をお願いいたします。
<平成24年11月13日付事務連絡>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20111201-01.pdf
<ノロウイルスに関するQ&A>
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
◆平成25年度の厚生労働科学研究費補助金の新規公募を開始しました
期間は11月9日(金)~12月14日(金)午後5時30分までです。
時間厳守となっておりますので、応募を検討される方は公募要項をご確認の
上、時間に余裕を持ってお願いします。
なお、応募には府省共通研究開発システム(e-Rad)を利用する必要があり
ます。
郵送やメールでは応募できませんので、ご注意ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkyuujigyou/hojokin-koubo-h25/
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▼審議会・研究会等▼
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■開催報告
◆第4回新型インフルエンザ等対策有識者会議医療・公衆衛生に関する分科会
を開催しました(2012年11月12日)
「新型インフルエンザ等対策有識者会議医療・公衆衛生に関する分科会」の
第4回が開催されました。
会議では、予防接種体制(供給体制、接種体制、その他)、サーベイランス、
社会的弱者への対応、水際対策(停留を行うための施設の使用)、新型インフ
ルエンザ発生時の被害想定等について審議されました。
<資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002oeqs.html
◆厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会が開催されました。(2012年11月
14日)
11月14日に厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会が開催され、「予防
接種制度の見直しについて(第2次提言)」を踏まえた検討等が行われました。
主な決定事項は以下のとおりです。
○現在、接種緊急促進事業を接種が実施している子宮頸がん予防ワクチン、
ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンが、今後、定期接種化した場合の
接種対象者及び接種方法については、現在の接種緊急促進事業の実施要領に
準じた形とすることが了承されました。
○長期にわたる疾患等のため、定期接種を受けられなかった場合の特例措置の
設定について了承されました。今後、特例措置の対象となる疾患等を定め、
政令等関係法令の改正手続きを行います。
○BCGの定期接種の接種時期について、現行の生後6ヶ月未満から1歳未満
に見直し、標準的接種期間を生後5か月以上8か月未満とすることが了承さ
れました。今後、来年4月1日からの施行を目途に政令等関係法令の改正
手続きを行います。
厚生労働省では、予防接種法の改正について、第2次提言を踏まえ、引き
続き、市町村等関係者と十分に調整しつつ、できるだけ早期に改正法案を
国会に提出できるよう取り組んでいきます。
<第23回 厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会配付資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002ones.html
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2012年11月16日)
2012年第45週(2012年11月5日~11月11日)のデータを公表しました。
定点当たり報告数は、全国平均は0.11(前週は0.07)となっています。
また、ウイルスの型は、AH3亜型(A香港型)が最も多く検出されています。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第44週(第44号)(2012年11月
16日)
感染性胃腸炎の小児科定点医療機関からの報告数は3週連続して増加してい
ます。
本号では、感染性胃腸炎を注目すべき感染症として取り上げています。小児
科定点からの報告数は冬季に増加し、その大半はノロウイルスやロタウイルス
等のウイルス感染を原因とするものであると推測されます。
その他、「東日本大震災に関連した破傷風」が速報として掲載されています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
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