感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.71(2012年10月19日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼審議会・研究会等▼
◆第11回厚生科学審議会感染症分科会感染症部会を開催しました(2012年10
月15日)
◆第3回新型インフルエンザ等対策有識者会議が開催されました(2012年10
月16日)
◆第3回新型インフルエンザ等対策有識者会議社会機能に関する分科会が開催
されました(2012年10月17日)
▼感染症発生情報▼
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2012年10月19日)
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第40週(第40号)(2012年10
月19日)
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
第11回厚生科学審議会感染症分科会感染症部会を開催しました。詳しくは
「審議会・研究会等」をごらんください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療にご活
用ください。
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▼審議会・研究会等▼
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■開催報告
◆第11回厚生科学審議会感染症分科会感染症部会を開催しました(2012年10
月15日)
10月15日に第11回厚生科学審議会感染症分科会感染症部会が開催され、
以下の三つの議題について審議されました。
1.麻しんに関する特定感染症予防指針の改正について
5年ごとに見直しを検討するとされている「麻しんに関する特定感染症予
防指針」について、麻しんに関する小委員会でとりまとめられた案が報告さ
れました。
また、併せて厚生労働省の改正案も提出され、平成20年度から時限的に
設けられていた3期・4期の定期予防接種を予定どおり今年度限りで終了す
ることや、原則として全例に検査の実施を求めることなどの改正案が了承さ
れました。
2.ヒブ・肺炎球菌ワクチンの接種に伴うサーベイランスの変更等について
両ワクチンの接種が普及するなか、ヘモフィルスインフルエンザ菌感染症
と肺炎球菌感染症の発生動向を正確に捉えるため、現行は一括して細菌性髄
膜炎としての定点報告をいただいているところを、来年4月より侵襲性イン
フルエンザ菌感染症、侵襲性肺炎球菌感染症(いずれも血液・髄液から病原
体等が検出された場合に限る)として全ての医療機関からの報告(全数報告)
を求める感染症法施行規則改正が了承されました。
また、併せて、全数報告としている髄膜炎菌性髄膜炎について、敗血症の
症例も含めて報告いただけるよう、侵襲性髄膜炎菌感染症とする感染症法施
行規則改正も了承されました。
3.規制除外病原体等の指定手続きについて
フニンウイルスワクチン株Candid#1の規制除外の指定及び今後の指定手
続きの方法について了承されました。
これらはいずれも、今後パブリックコメントを行った後、公布される予定です。
<資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002lyo3.html
◆第3回新型インフルエンザ等対策有識者会議が開催されました(2012年10
月16日)
「新型インフルエンザ等対策有識者会議」の第3回が開催されました。
会議では、新感染症についての行動計画上の取扱い、新型インフルエンザ等
緊急事態、感染防止の協力要請等について審議されました。
<資料>※下記URLに追って掲載されます。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/yusikisyakaigi.html
◆第3回新型インフルエンザ等対策有識者会議社会機能に関する分科会が開催
されました(2012年10月17日)
「新型インフルエンザ等対策有識者会議社会機能に関する分科会」の第3回
が開催されました。
会議では、新型インフルエンザワクチンと医療倫理についてヒアリングを行
い、指定(地方)公共機関の指定基準、特定接種対象者の選定基準等について
審議されました。
<資料>※下記URLに追って掲載されます。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/yusikisyakaigi.html
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2012年10月19日)
2012年第41週(2012年10月8日~10月14日)のデータを公表しました。
定点当たり報告数は、沖縄県や鹿児島県などの報告数が前週に引き続き減少
し、全国平均も0.06(前週は0.09)と、減少しています。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第40週(第40号)(2012年10
月19日)
RSウイルス感染症の小児科定点医療機関からの第40週の報告数は、5,007
例となり、これまでの最多報告数を更新しました。
本号では、RSウイルス感染症を注目すべき感染症として取り上げています。
RSウイルス感染症は生涯にわたり顕性感染を繰り返し、生後1歳までに半数
以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスの初感染を受けるとされて
います。低出生体重児や、心肺系に基礎疾患があったり、免疫不全が存在する
場合には重症化のリスクが高く、臨床上、公衆衛生上のインパクトは大きい
ものとなります。
その他の感染症では、豚肉を感染源としたE型肝炎が1例報告されています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
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