感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞ ┃＠┃厚┃労┃省┃Vol.64（2012年08月31日）
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆明日より不活化ポリオワクチンが定期接種に導入されます
◆2012年11月4日（日）に新型インフルエンザに関する研修を開催します
▼審議会・研究会等▼
◆第130回エイズ動向委員会を開催しました（2012年8月24日）
◆新型インフルエンザ等対策有識者会議社会機能に関する分科会が開催されま
した（2012年8月27日）
◆第3回麻しんに関する小委員会を開催しました（2012年8月29日）
▼感染症発生情報▼
◆IDWR（感染症発生動向調査 週報）2012年第33週（第33号）（2012年8月
31日）
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
今年11月4日に都内で、医療従事者の皆様を対象に、新型インフルエンザに
関する研修を開催します。詳しくはトピックスをごらんください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス＠厚労省』を日々の感染症診療にご活
用ください。
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▼トピックス▼
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■お知らせ
【ポリオ】
◆明日より不活化ポリオワクチンが定期接種に導入されます
明日9月1日より単独の不活化ポリオワクチンが定期接種に導入されます。
対象者全ての方が年度内には必要回数の接種を完了いただける量のワクチンが
供給される見通しであり、今後順次出荷されていきますが(※）、医療機関に
おいて必要量以上の購入等がなされますと、地域によっては供給量が不足する
おそれもあります。
そのため、予防接種を実施されている医療機関におかれましては、予約状況
等を踏まえた必要量の確保へのご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
また、海外から個人輸入した不活化ポリオワクチンを定期接種に用いること
はできませんので、ご留意下さい。
（※）本日までにすでに約70万本のワクチンが出荷されており、
9月の第2週までに更に約30万本が出荷され、9月末
までには最大合計約148万本が出荷される見込みです。
＜厚生労働省：ポリオワクチン情報＞
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/
【新型インフルエンザ】
◆2012年11月4日（日）に新型インフルエンザに関する研修を開催します
厚生労働省主催で2012年11月4日（日）13：30～16：30（13:00開場）、
東京都千代田区・イイノホール＆カンファレンスセンターにて、新型インフル
エンザの診療に関する研修を行います。
対象は、新型インフルエンザ診療に従事する予定の医師、医療従事者等で、
定員は500名（先着順）です。
参加は無料で、参加者には日本呼吸器学会専門医更新点（2点）及びICD協
議会更新点（2点）が付与されます。
申し込み方法は、下記リンクをご参照ください。多数の皆様のご参加をお待
ちしております。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/kouen-kensyuukai/h24.html
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▼審議会・研究会等▼
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■開催報告
【エイズ】
◆第130回エイズ動向委員会を開催しました（2012年8月24日）
平成24年第2四半期（平成24年3 月26 日～6 月24 日）のHIV感染者の
報告は225件で、感染に気づかずに発症したエイズ患者の報告は115件でした。
エイズを発症する前に感染に気づくことが重要であり、早期発見・早期治療
に向けた対策として、引き続き検査勧奨が必要です。
＜エイズ動向委員会資料＞
http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html
【新型インフルエンザ】
◆新型インフルエンザ等対策有識者会議社会機能に関する分科会が開催されま
した（2012年8月27日）
今年5月11日に公布された新型インフルエンザ等対策特別措置法の来春の
施行等に向けて、「新型インフルエンザ等対策有識者会議」の下に設置された
「社会機能に関する分科会」の初会合が、内閣官房の主催で開催されました。
会議では、指定（地方）公共機関の選定要件、特定接種対象者の登録基準等
について審議されました。
＜資料＞
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/syakai/dai1/sidai.html
【麻しん】
◆第3回麻しんに関する小委員会を開催しました（2012年8月29日）
平成19年に策定された「麻しんに関する特定感染症予防指針」の再検討を
行うため、厚生科学審議会感染症分科会感染症部会の下に設置された「麻しん
に関する小委員会」の第3回会議が8月29日に開催されました。
第3回会議では、これまでの議論を踏まえた指針の改正素案及び麻しんの
定期予防接種の接種状況等のまとめと評価、今後の方向性について話し合わ
れました。
今後、来月以降に第4回が開催され、さらに指針の改定に向けた検討が進
められます。
＜資料＞
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002ij8i.html
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR（感染症発生動向調査 週報）2012年第33週（第33号）（2012年8月
31日）
風しん報告数が引き続き増加し、累積報告数が1239例になった他、マイコ
プラズマ肺炎の定点当たりの報告数は過去5年間と比較し、かなり多い状況が
続いています。
その他、チクングニア熱の国内輸入症例（フィリピン）が速報としてまとめ
られています。チクングニア熱については、デング熱、ウエストナイル熱、麻
しん、風しん等との鑑別が重要です。
また、海外感染症情報として、アフリカにおけるコレラの流行状況について
記載されています。コンゴ民主共和国、シエラレオネ、ウガンダ、ガーナ、ニ
ジェール、ギニアでコレラの患者発生が多く、この6か国で、今年の1月1日
から8月22日までにアフリカ全体の患者数の92%（50,866人）と死亡者数の
88%（1,040人）が発生しています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
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