感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2012-08-24



感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.63(2012年08月24日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


▼感染症発生情報▼

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第32週(第32号)(2012年8月
24日)

◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2012年8月号

◆北米でウエストナイル熱の患者が増加しています


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 腸管出血性大腸菌感染症が増加しています。詳しくは「感染症発生情報」を
ごらんください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療にご活
用ください。


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第32週(第32号)(2012年8月
24日)

 腸管出血性大腸菌感染症が注目すべき感染症として取り上げられています。
報告数は第23週の一時的な増加の後、第24~29週は横ばいでしたが、第30
週から再び増加しています。
 また、海外感染症情報として、コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の
発生が紹介されています。この原因ウイルス株は、ウガンダで発生したエボラ
出血熱(スーダン株)とは異なるブンディブギョ株が確認されています。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html


◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2012年8月号
 
 特集は溶血性レンサ球菌感染症です。
 劇症型溶血性レンサ球菌感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の発生状況等
の他、A群溶血性レンサ球菌の薬剤感受性や、タイにおける豚レンサ球菌感染
症などが紹介されています。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


■海外の感染症情報

【ウエストナイル熱】
◆北米でウエストナイル熱の患者が増加しています

 ウエストナイル熱はウエストナイルウイルスによる感染症です。蚊によって
うつり、感染した人の約20%に発熱、頭痛、筋肉痛などの症状を起こします。
多くは軽症ですが、ときに、重症の脳炎などを起こす場合があります。
 世界の多くの地域で発生が見られますが、北米でも感染シーズンに入りまし
た。8月第3週までの患者数は1118人(うち死者41人)で、ウエストナイル
熱の患者が米国で初めて確認された1999年以降、同時期としては最も多くな
っています。
 患者数の約75%がテキサス州、ミシシッピ州、ルイジアナ州、サウスダコタ
州、オクラホマ州の5つの州から報告されており、全患者数のほぼ半数がテキ
サス州から報告されています。
 医療機関の皆様におかれては、ウエストナイル熱の患者を診断された場合は、
速やかな届出にご協力をお願いいたします。

<検疫所ホームページ>
http://www.forth.go.jp/topics/fragment1.html
<ウエストナイル熱(国立感染症研究所)>
http://www0.nih.go.jp/vir1/NVL/WNVhomepage/WN.html


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