感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2012-08-17



感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.62(2012年08月17日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


▼感染症発生情報▼

◆米国における変異型のインフルエンザウイルスによる感染例について(2012年8月
10日)

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第31週(第31号)(2012年8月17日)

◆チクングニア熱の輸入症例について


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 米国で発見された変異型のインフルエンザA(H3N2)ウイルスについて、米国
CDCの公表を情報提供しています。詳しくは「感染症発生情報」をごらんください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療にご活用
ください。


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▼感染症発生情報▼
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■海外の感染症情報

【変異型のインフルエンザウイルス】
◆米国における変異型のインフルエンザウイルスによる感染例について(2012年
8月10日)

 米国のCDCは、変異型のインフルエンザA(H3N2)ウイルスによる感染について
公表しました。
 2011年の8月に初めて確認されて以降、2011年は12例の報告がありましたが、
2012年はすでに154例の報告を認めております。これらの多くは7月以降に報告
があったものです。
 米国では何千もの農産物・品評会が各地で開催されており、その際に豚と接触
したことによる豚から人への感染であると確認されております。持続的な人から
人への感染は確認されておりません。

<米国CDCのホームページ>
http://www.cdc.gov/flu/swineflu/influenza-variant-viruses-h3n2v.htm


■国内の感染症発生状況

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第31週(第31号)(2012年8月
17日)

 風しんが注目すべき感染症として取り上げられています。2012年第1~31週
の累計報告数は1000を超えて1016例となっております。これは2008年に全数
報告を開始してから、初めてのことです。
 また、海外感染症情報として、米国で発見された変異型のインフルエンザA
(H3N2)ウイルスについて検疫所ホームページへのリンクが掲載されています。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
<検疫所ホームページ>
http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/index.html


【チクングニア熱】
◆チクングニア熱の輸入症例について
 
 本年は7月に入ってからチクングニア熱の感染例が4件報告されています。
 すべて輸入例であり、国内感染は認められていませんが、原因ウイルスを
媒介するヒトスジシマカ(ヤブカ)は日本国内に広く分布すること、急性期の
患者の血液にはウイルスが多く含まれることから、特に媒介蚊の活動が活発な
この時期、輸入例を契機とした国内感染の発生にも注意が必要です。
 チクングニア熱の患者を診断した場合には、保健所に届け出していただくと
共に、患者が新たに蚊に刺されないよう対応・指導する等、医療機関の皆様
にもご協力をお願いいたします。

<チクングニア熱の輸入症例 2>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/chikungunya-m/chikungunya-iasrs/2511-pr3914.html
<チクングニア熱の輸入症例 1(先週号でお知らせしたもの)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/chikungunya-m/chikungunya-iasrs/2495-pr3912.html
<参考:チクングニア熱等の輸入症例(IASR  2011年6月号)>
http://idsc.nih.go.jp/iasr/32/376/inx376-j.html


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