感染症エクスプレス@厚労省
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メールマガジンのバックナンバーです。

2012-06-08

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.52(2012年06月08日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


▼トピックス▼

◆厚生労働省ホームページに性感染症情報サイトを開設しました(2012年6月
8日)


▼審議会・研究会等▼

◆平成24年度の第1回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策
調査会、第1回インフルエンザ予防接種後副反応検討会、第1回子宮頸がん等
ワクチン予防接種後副反応検討会を合同で開催しました(2012年5月25日)

◆第3回HTLV-1対策推進協議会を開催しました(2012年6月6日)

◆不活化ポリオワクチン導入に関する関係自治体担当者会議を開催しました
(2012年6月1日)


▼感染症発生情報▼

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第21週(第21号)(2012年6月
8日)

◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2012年5月号


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 本日、厚生労働省ホームページに性感染症情報サイトを新設しました。詳し
くはトピックスをごらんください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療にご活
用ください。


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▼トピックス▼
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■お知らせ

【性感染症】
◆厚生労働省ホームページに性感染症情報サイトを新設しました(2012年6月
8日)

 性感染症は、性的接触を介して誰もが感染する可能性があります。
 感染しても無症状であることが多く、治療に結びつかないだけでなく、自分
の知らない間に他人に感染させてしまうことがあるため、一般の方に対する予
防の啓発や、積極的な検査・受診・治療の勧奨が重要です。
 新たに開設したサイトでは、性感染症の疾患別情報のほか、本年1月に一部
改正告示された特定感染症予防指針に関する情報、発生動向のデータ、関連通
知、検査や受診をすすめる啓発ツールを掲載しています。
 医療機関の皆様におかれても、サイトをご活用のうえ、性感染症の診療や予
防啓発にご協力いただくとともに、定点医療機関の皆様には、ご理解のうえ引
き続き届出へのご協力をお願いいたします。

<厚生労働省:性感染症情報>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/index.html


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▼審議会・研究会等▼
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■開催報告

※前回の配信分に、下記の情報が漏れておりましたので、今号に掲載いたしま
す。掲載が遅れたことをお詫びいたします。

◆平成24年度の第1回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策
調査会、第1回インフルエンザ予防接種後副反応検討会、第1回子宮頸がん等
ワクチン予防接種後副反応検討会を合同で開催しました(2012年5月25日)

 本年3月31日までに医療機関等から報告のあった副反応の状況等をもとに、
インフルエンザ、子宮頸がん、ヒブ(インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球
菌の各ワクチンの安全性について、評価を行いました。
 インフルエンザワクチンについては、化血研製のアナフィラキシーが昨シー
ズンと比較して多く報告されました。詳細調査を行ったところ、保存剤として
使用されているフェノキシエタノールが関係している可能性が示唆されたため、
化血研は次シーズンから、2007年度まで使用されていたチメロサールを保存剤
として使用することとしています。
 会では、いずれのワクチンでもアナフィラキシーが発生する可能性はあり、
接種後30分程度は様子を見ることが、重症化を防ぐのに重要であるとの意見も
出されました。
 また、子宮頸がん予防ワクチンの接種による失神症例が報告されていますが、
失神のほとんどは接種直後に発生するため、接種後、待機する場所までは医療
機関の人などが付き添うこと、さらに30分程度は背もたれのある椅子に座り、
なるべく立ち上がらないで待機することについて、注意喚起を行っています。

<資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002c06s.html


【HTLV-1】
◆第3回HTLV-1対策推進協議会を開催しました(2012年6月6日)

 第3回HTLV-1対策推進協議会で「HAM(HTLV-1関連脊髄症)対策に関する
現状と課題」をテーマに検討が行われました。
 HTLV-1総合対策の実施状況、HAM研究者の研究成果、HAM患者会の活動状
況、HAM等難病相談を実施している自治体からの報告を踏まえ、専門医による
診療体制の構築、研究から新薬開発等について意見交換を行いました。

<資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002cf4w.html


【ポリオ】
◆不活化ポリオワクチン導入に関する関係自治体担当者会議を開催しました
(2012年6月1日)

 本年9月1日に、ポリオの定期接種が、経口生ワクチンから不活化ワクチン
に一斉に切り替えられます。
 不活化ポリオワクチン導入に向けた準備を円滑に進められるよう、厚生労働
省では6月1日、関係自治体担当者会議を開催しました。
 当日の資料等をホームページに掲載していますので、医療関係者の皆様にお
かれてもご参照ください。

<厚生労働省:ポリオワクチン情報>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/
○議事次第
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/dl/topics_20120601-06.pdf
○資料1:不活化ポリオワクチンの導入に係る準備方依頼について(事務連絡)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/dl/topics_20120601-01.pdf
○資料2:単独の不活化ポリオワクチンの導入について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/dl/topics_20120601-02.pdf
○資料3:不活化ポリオワクチン導入に関する質疑応答について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/dl/topics_20120601-03.pdf
○資料4:不活化ポリオワクチン導入に関する広報資料
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/dl/topics_20120601-04.pdf
○資料5:不活化ポリオワクチン添付文書(案)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/dl/topics_20120601-05.pdf


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第21週(第21号)(2012年6月
8日)

 注目すべき感染症としてマイコプラズマ肺炎が取り上げられています。
 定点当たり報告数は3週連続で増加しており、過去5年の同時期と比較して
多い状態です。
 近年、マクロライド系抗菌薬に耐性を有する耐性株の割合が増加しつつある
との指摘もあり、特に小児科の臨床現場への影響が懸念されています。今後も
発生動向に注意が必要です。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html


◆IASR(病原微生物検出情報 月報)2012年5月号

 特集は腸管出血性大腸菌感染症です。
 感染症発生動向調査、地方衛生研究所からの検出報告などがまとめられてい
ます。
 その他、特集関連として血清型別臨床症状の報告や食中毒事例の報告などが
掲載されています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html


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