感染症エクスプレス@厚労省
バックナンバー
メールマガジンのバックナンバーです。

2012-06-01

感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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 >>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.51(2012年06月01日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


▼トピックス▼

◆風しんの地域的な増加に関する事務連絡を発出しました(2012年5月25日)

◆6月1~7日はHIV検査普及週間です(2012年6月1日)


▼研究事業▼

◆インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンおよび7価肺炎球菌結合型ワクチン
(PCV7)導入が侵襲性細菌感染症に及ぼす効果についての研究


▼感染症発生情報▼

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第20週(第20号)(2012年6月
1日)


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 こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

 兵庫県を中心に、近畿地方で風しん患者が増加しているのを受け、事務連絡
を発出しています。詳しくはトピックスをごらんください。

 今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療にご活
用ください。


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▼トピックス▼
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■お知らせ

【風しん】
◆風しんの地域的な増加に関する事務連絡を発出しました(2012年5月25日)

 兵庫県を中心に、近畿地方で風しん患者が増加しています。
 兵庫県では、今年第1~20週までに、風しん患者の全数報告を開始した平成
20年以降で最も多い届出数が見られました。
 また、兵庫県以外にも届出数が増加している都道府県があり、今年第20週の
時点では全国合計が205人と、昨年同時期の約1.6倍の届出数となっています。
 医療機関の皆様におかれても、地域における風しんの発生動向に注意してい
ただくとともに、風しんと診断された際には届出を行っていただくようお願い
します(風しんは全数把握対象疾患です)。

<事務連絡:風しん患者の地域的な増加について(平成24年5月25日)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/dl/120525a.pdf
<別添1:兵庫県記者発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/dl/120525b.pdf
<別添2:風しんの報告数の推移>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/dl/120525c.pdf
<参考:福岡市における2011年の風疹の発生状況と対応>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ha/rubella/1035-idsc/iasr-in/1514-kj3841.html
<参考:風疹流行および先天性風疹症候群の発生抑制に関する緊急提言(平成
16年8月、「風疹流行にともなう母児感染の予防対策構築に関する研究」研究班
作成)>
http://idsc.nih.go.jp/disease/rubella/rec200408rev3.pdf


【エイズ】
◆6月1~7日はHIV検査普及週間です(2012年6月1日)

 エイズの発症は、HIV感染の早期発見により防ぐことができます。
 期間中、厚生労働省では、エイズに対する関心を高め、HIV検査の浸透・普
及を図るため、今年もイベントやインターネットによる情報提供など、各種の
キャンペーン活動を実施します。
 一人でも多くの方がエイズに関心を持ち、早期発見、早期治療のためにHIV
検査を受けるよう、医療機関の皆様におかれても啓発にご協力をお願いします。

<平成24年度HIV検査普及週間の実施について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002btiz.html
<エイズ予防情報ネット(API-Net)>
http://api-net.jfap.or.jp/
<「レッドリボンライブ」オフィシャルサイト>
http://redribbonlive.net/


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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況

◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第20週(第20号)(2012年6月
1日)

 注意すべき発生動向として、感染性胃腸炎の定点当たり報告数が2週連続し
て増加していることがあげられています。過去5年間の同時期と比べても多い
状況です。
 また、IDWRには海外の感染症情報も掲載されています。
 今号は、アフリカにおける髄膜炎菌感染症が取り上げられています。今年の
1月1日~4月17日にかけて、アフリカ髄膜炎ベルト地帯にある14カ国のうち
10カ国の42地域から、960人の死亡者を含む合計11,647人が報告されています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html


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