感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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┃感┃染┃症┃エ┃ク┃ス┃プ┃レ┃ス┃ >>>>>>>>>>>>>>
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>>>>>>>>>>>> ┃@┃厚┃労┃省┃Vol.37(2012年02月17日)
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
▼トピックス▼
◆子宮頸がん予防ワクチン接種後の失神について
◆今冬のインフルエンザの発生動向について疫学情報をまとめました(2012年
2月17日)
▼感染症発生情報▼
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2012年2月17日)
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第5週(第5号)(2012年2月
17日)
◆ヨーロッパのマイコプラズマ肺炎流行状況
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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。
今冬のインフルエンザの発生動向について、疫学情報をまとめました。詳し
くはトピックスをごらんください。
今後も引き続き『感染症エクスプレス@厚労省』を日々の感染症診療にご活
用ください。
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▼トピックス▼
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■お知らせ
【子宮頸がん】
◆子宮頸がん予防ワクチン接種後の失神について
子宮頸がん予防ワクチンの接種後に失神した症例が報告されています。
失神時の転倒によるケガ等を防止するため、注射後の移動の際には、保護者
又は医療従事者が付き添うようにし、接種後30分程度体重を預けられるような
場所で座らせる等の対応をお願いいたします。
また、2月8日の通知(実施要領改定)により、失神の事例があった際には、
副反応報告を提出するだけでなく、失神時の詳しい状況を可能な限り記録して
いただくようお願いしています。
発生後に製造販売業者等から調査を行うことがありますので、ご協力をお願
いいたします。
<ワクチン接種緊急促進事業実施要領(平成24年2月8日改定)>
※9~10ページに、失神に関する注意と、失神時の調査項目例があります。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/pdf/sesshu_youryou.pdf
<グラクソ・スミスクラインからの注意喚起>
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/file/kigyo_oshirase_201202_2.pdf
<MSDからの注意喚起(平成24年2月14日)>
http://www.msd.co.jp/Documents/hcp/productinfo/20120214_01.pdf
<子宮頸がん予防ワクチンの副反応の報告状況(資料2-1~2-3)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000020b41.html
【インフルエンザ】
◆今冬のインフルエンザの発生動向について疫学情報をまとめました(2012年
2月17日)
この疫学情報は、全国の医療機関からの報告等をもとに、主に医療従事者に
活用いただくことを目的としてまとめたものです。
流行状況、重症化の状況、年齢別の発生動向、ウイルスの亜型の動向、入院
サーベイランスに基づく入院患者・重症患者の分析、学校サーベイランスの分
析について掲載しています。
<本文>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/rinshou.html
<参考:昨シーズンまでの情報(新型インフルエンザの発生動向)>
○2009/2010シーズン(2010年4月23日)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/100423-01.pdf
○2010/2011シーズン(2011年4月1日)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/110210-03.pdf
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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
【インフルエンザ】
◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2012年2月17日)
2012年第6週(2012年2月6~12日)のデータを公表しました。
定点当たり報告数は全国平均で40.34(前週は42.62)と、減少に転じました。
17道県では前週に引き続き増加しているものの、30都府県で減少しています。
また、インフルエンザウイルスの型は、依然AH3亜型(A香港型)が大半を
占めています。
<報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html
<インフルエンザウイルス分離・検出速報>
http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html
<「平成23年度 今冬のインフルエンザ総合対策」ホームページ>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2012年第5週(第5号)(2012年2月
17日)
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は、過去10年で最も多い状態が続い
ています。
http://idsc.nih.go.jp/idwr/pdf-j.html
■海外の感染症情報
【マイコプラズマ肺炎】
◆ヨーロッパのマイコプラズマ肺炎流行状況
欧州疾病予防対策センターから、ヨーロッパにおけるマイコプラズマ肺炎の
流行状況が報告されています。
英国(イングランド・ウェールズ)、スウェーデン、フィンランド、ノルウ
ェー、デンマークの5カ国では、患者数の大幅な増加が報告されています。
ヨーロッパでは、現在はマクロライド系抗菌薬に対する耐性菌の検出率は低
いですが、他の抗菌薬は小児への使用が推奨されないことから、マクロライド
への耐性菌は大きな問題と認識されています。
<Eurosurveillance:Volume 17, Issue 5&6>
○Issue 6:英国(イングランド・ウェールズ)、スウェーデン
http://www.eurosurveillance.org/images/dynamic/EE/V17N06/V17N06.pdf
○Issue 5:EU/EEA、フィンランド、ノルウェー、デンマーク
http://www.eurosurveillance.org/images/dynamic/EE/V17N05/V17N05.pdf
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