感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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　＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞　┃＠┃厚┃労┃省┃Vol.29（2011年12月16日）
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼
◆インフルエンザが流行シーズン入りしました（インフルエンザの発生状況）
（2011年12月16日）
◆特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法が公布され
ました（2011年12月16日）

▼感染症発生情報▼
◆IDWR（感染症発生動向調査　週報）2011年第48週（第48号）（2011年12月
16日）
◆インフルエンザウイルスの分離・検出状況を公表しています
◆米国における10～11月のインフルエンザ流行状況（2011年12月9日）

▼編集室からのお知らせ▼
◆年末年始の『感染症エクスプレス＠厚労省』配信スケジュールについて

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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

インフルエンザの定点当たり報告数が、流行開始の目安である1.00を上回り、
流行シーズン入りしました。医療機関の皆様におかれても、流行入りを機に、
日常の診療のみならず、インフルエンザの予防対策の周知にもあらためて
ご協力をお願いします。詳しくはトピックスをごらんください。

今後も引き続き『感染症エクスプレス＠厚労省』を日々の感染症診療にご活用
ください。

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▼トピックス▼
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■お知らせ
【インフルエンザ】
◆インフルエンザが流行シーズン入りしました（インフルエンザの発生状況）
（2011年12月16日）
本日、2011年第49週（2011年12月5～11日）のデータを公表しました。
定点当たり報告数は1.11（前週は0.57）で、流行開始の目安である1.00を
上回り、流行シーズン入りしました。
医療機関の皆様におかれても、流行入りを機に、日常の診療のみならず、咳
エチケットや予防接種といったインフルエンザの予防対策の周知にもあらた
めてご協力をお願いします。
＜報道発表資料＞
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/houdou20111216-01.pdf
＜「平成23年度　今冬のインフルエンザ総合対策」ホームページ＞
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html

◆特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法が公布され
ました（2011年12月16日）
特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法が、12月16日
に公布されました。
この法律は、昭和23年から昭和63年までの集団予防接種等における注射器の
連続使用により、7歳になるまでの間にB型肝炎ウイルスに感染した方や、その
方から母子感染した方に給付金を支給することや、そのために必要な措置に
ついて定めるものであり、1月13日から（一部は12月16日から）施行されます。
＜法案の内容＞※法案は、国会での審議で附則第5条の規定が修正されました。
本リンクの内容は、修正前のものです。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/soumu/houritu/179.html
＜B型肝炎訴訟について＞
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou/b-kanen/

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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR（感染症発生動向調査　週報）2011年第48週（第48号）（2011年12月
16日）
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は、過去10年で最も多い状態が続いて
います。
例年、冬に増加する感染性胃腸炎、水痘、RSウイルス感染症が増加しています。
http://idsc.nih.go.jp/idwr/pdf-j.html

【インフルエンザ】
◆インフルエンザウイルスの分離・検出状況を公表しています
国立感染症研究所では、インフルエンザ患者から検出されたウイルスの亜型
について、地域や週ごとの傾向、薬剤耐性などの情報を提供しています。
今シーズンのこれまでの傾向は、全国的にはAH3亜型のウイルスが大半で、
次いでB型が多く、2009年に大流行したA（H1N1）pdm2009は少ない状況です。
＜インフルエンザウイルス分離・検出速報　2011/12シーズン＞
http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html
※週ごとの報告数の推移はこちら。
https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Byogentai/Pdf/data2j.pdf

■海外の感染症情報
【インフルエンザ】
◆米国における10～11月のインフルエンザ流行状況（2011年12月9日）
10月から11月にかけて、米国でのインフルエンザの流行は低調でした。
ウイルス検査を行った検体の1.1％が陽性でした。A型が優勢（72％）であり、
A型で亜型が判明したもののうち91％がH3亜型、A（H1N1）pdm2009は9％でした。
オセルタミビルまたはザナミビル耐性のウイルスは検出されていません。
分離されたウイルスの大半は、今冬の北半球で推奨されているインフルエンザ
3価ワクチンのウイルス株と抗原性が近似しています。
＜CDC疫学週報：2011年12月9日　Vol.60 No.48＞
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6048a2.htm
※週ごとの報告数の推移はこちら
http://www.cdc.gov/flu/weekly/

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▼編集室からのお知らせ▼
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◆年末年始の『感染症エクスプレス＠厚労省』配信スケジュールについて
来週12月23日（金曜日）は祝日のため、次号（Vol.30）は12月26日（月曜日）
の配信となります。
年内の配信はVol.30までとし、年明け1月6日（金曜日）から通常の配信スケ
ジュールとさせていただきますこと、ご了承ください。

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