感染症情報を医療者へダイレクトにお届けする、厚生労働省のメールマガジン
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　＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞　┃＠┃厚┃労┃省┃Vol.10（2011年08月05日）
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■ヘッドライン□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

▼トピックス▼
◆9月5日からの、インフルエンザ患者の入院の届出に関するご案内を、ホー
ムページに掲載しました（2011年8月5日）
◆麻しんと風しんの予防接種の実施状況について（2011年8月5日）

▼審議会・研究会等▼
◆インフルエンザワクチンの小児への接種用量が変更されます
◆第14回インフルエンザワクチン需要検討会を開催しました（2011年7月29
日）

▼感染症発生情報▼
◆IDWR（感染症発生動向調査　週報）2011年第29週（第29号）（2011年8月
5日）

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こんにちは、厚生労働省健康局結核感染症課です。

2011年6月3日の創刊から約2カ月、『感染症エクスプレス＠厚労省』の配信
が、今号で10回となりました。

今後も引き続き『感染症エクスプレス＠厚労省』を日々の感染症診療にご活用
ください。

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▼トピックス▼
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■お知らせ
【インフルエンザ】
◆9月5日からの、インフルエンザ患者の入院の届出に関するご案内を、ホー
ムページに掲載しました（2011年8月5日）
前号でお知らせした、感染症法施行規則の改正に伴うインフルエンザ患者の入
院に関する届出基準等のご案内を、ホームページに掲載しました。
＜届出基準のポイント＞
○開始時期：2011年9月5日から
○対象医療機関：「基幹定点」として指定されている医療機関（全国約500カ所）
○届出対象：インフルエンザによる新たな入院患者
○届出期限：1週間（月～日）の入院について、翌週月曜日に届出
○届出内容：性別・年齢・重症者に行う検査等の実施状況（ICU入室、人工呼
吸器の利用、頭部CT検査、頭部MRI検査、脳波検査の実施の有無）

基幹定点医療機関におかれましては、ご協力をよろしくお願いいたします。
※平成21年度から全医療機関にお願いしてきた重症患者の報告は、2011年9月
4日をもって終了する予定です。
※「インフルエンザ定点」にお願いしている届出については、これまでと変わ
りません。
＜届出基準＞
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-28.html
＜案内リーフレット＞
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/pdf/01-05-028_1.pdf

【麻しん・風しん】
◆麻しんと風しんの予防接種の実施状況について（2011年8月5日）
平成22年度の麻しんと風しんの予防接種の実施状況を公表しました。
麻しんの予防接種率は、全国平均で、第1期は約96％、第2期は約92％、
第3期は約87％、第4期は約79％でした。
日本は、平成24年度までに麻しんを排除することを目標としています。麻しん
の排除には、高い予防接種率を維持する必要がありますので、引き続きご協力
をお願いします。
※公表資料：麻しん風しん予防接種の実施状況
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/hashika.html
※麻疹の発生状況や予防接種の情報（国立感染症研究所）
http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html

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▼審議会・研究会等▼
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■開催報告
【インフルエンザ】
◆インフルエンザワクチンの小児への接種用量が変更されます
8月1日に開催の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会で、6カ月から13歳未
満の小児のインフルエンザワクチンの接種用量を以下のように増量する方針が
決まりました。今後、正式に変更される予定です。
これにより、WHOが推奨する接種量と同様となります。

＜新たな用量＞
○6カ月～3歳未満：0.25ml×2回　皮下投与
（北里第一三共ワクチン株式会社のものについては1歳～3歳未満）
○3歳～13歳未満：0.5ml×2回　皮下投与
※なお、これ以下の年齢の乳児については適応外となります。

◆第14回インフルエンザワクチン需要検討会を開催しました（2011年7月29
日）
今冬のインフルエンザワクチンの需要は、医療機関等への調査結果に基づく予
測や、小児に対する接種用量の変更を考慮すると、2771万本～2798万本（1ml
バイアル換算）となる見込みです。
本年度のワクチンメーカーの製造量は最大で2960万本程度で、十分な製造・供
給能力が確保できるとの結論になりました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001leka.html

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▼感染症発生情報▼
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■国内の感染症発生状況
◆IDWR（感染症発生動向調査　週報）2011年第29週（第29号）（2011年8月
5日）
手足口病の定点当たり報告数は、前週に比べて減少しましたが、過去10年間の
同週と比べて最多となっています。
腸管出血性大腸菌感染症の累積報告数は、過去10年間の同週までの累積報告数
と比べて4番目の多さです。
風しんの累積報告数は、全数報告の対象疾病となった2008年以降の同週までの
累積報告数と比べて最も多くなっています。
http://idsc.nih.go.jp/idwr/pdf-j.html

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